道草、より道、まち歩き。

崖と岩と岬と自転車が大好きです。

製本実演

Nec_0005札幌駅前に用事があり、それを済ませて駐車場に戻る途中に紀伊国屋があって、久しぶりにちょっと寄ってみるかと店内をひと回り。時間があれば1日でもいられる…と思いつつ帰ろうとすると、どこからか大きな物音が。外で工事でもしているのかなあ~と思いながら出口に向かうとなんだか人だかりが。
何だ~?と遠くで見ていると、近くにいた店員が「上製本の実演をしていますからどうぞ御覧になって下さい」とのこと。
上製本!?印刷の仕事に関わって工場で断裁とか、中綴じや並み製本とか簡単な作業は見た事があったけれど、上製本は見た事なかったっけ。人の間から覗いてみると表紙を付ける前の作業をしていて、金槌で丁合をとった本文になる部分の背を叩いて丸みを出していた。店内からも聞こえていた大きな音はこれだったか。
作業途中の物を見学していた私達に見せてくれたが、さすが職人技、綺麗なものだ。最近は機械で生産されることがほとんどだが、実演をしてくれていた会社ではまずはこの工程を手で作業させるそうだ。
今まで仕事で村史・町史・市史などの分厚い記念誌の制作をしたことがあったが、出版社の人が印刷に何日、製本には約1ヶ月かかるから逆算でいついつまでにお願いします…なんてことを言われたことがあったっけ。こういう作業も絶対的にかかる時間があるから簡単に納期の短縮や値引きなんてしないで欲しいよなぁ~なんて。
職人の仕事は大事にしてほしいものだ。