道草、より道、まち歩き。

崖と岩と岬と自転車が大好きです。

アバター(3D)

Avatar_2遅ればせながらやっと観に・・・惑星パンドラに行ってきました。(チラシには衛星と書いてあるが、どの星の衛星なんだろ?)
最初のシーンこそ3Dにクラッと来たが、直ぐに観るのではなく、まさにそこに「居る」という表現がピッタリのようにあたかも登場人物たちの後ろに自分も存在しているかのような錯覚に落ち入る。
従来の何かが飛んで来るというような立体映画ではなく、奥行きが感じられ、ジャングルのシーンではその葉っぱ邪魔! と感じることがあるほど。

ストーリーはいたって単純というか、「ダンスウイズウルブス」が最も近いような気がするし、まず軍隊が登場するところがアメリカ映画らしいとも言えるが、これだけリアルに映像を作る作業はやはりアメリカしかできないと思う。
人間と大きさも体系も違う異星人の肌の質感、動き、背景との調和。コンピューターグラフィクスはここまできたかと驚くばかり。
けれど、それが違和感なく見せられるので、CGということすら忘れさせられる。

また、戦闘シーンなどはスターウォーズなどで見慣れているせいか、新たな驚きはあまり感じられなかったが、夜に咲き乱れる蛍光の植物や、空に舞うクラゲというかタンポポの綿毛のものの美しさに目を惹かれ、よくこれだけ色んなものを作り出したと感心せざるを得ない。

この映画をアメリカでは軍隊を否定するものだとか、反米映画だとか様々な話題が取り上げられたけれど、ジェームズ・キャメロン監督がどのような意図があったかにせよ、これで戦争反対! 環境を守ろう! という人が増えたらそれはそれで良いんじゃないかって気もする。

この映画を観て鬱状態になったとか自殺を考えた人がいたとか、真偽のほどは分からないが、確かに映画が終わってあの美しい映像が現実のものではないと考えた時、この現実をつまらないものと思ってしまうのはホンのちょっとは分からない訳ではないが、まだまだ地球上には美しいものや風景があるのに見てないか、気づいていないだけでは? と思い、これ以上環境を壊さないようにと考えるきっかけにならないものかとも考える。

いや~それにしても本格的な立体映画が始まり、3D対応テレビが登場し始め、デジカメも3Dを写せるものが登場したりと、今後はハード的には充実してくるのかもしれないけれど、ソフトの方が追いついていくのだろうか。

これから公開する映画でもアリスインワンダーランド、タイタンの戦いGフォースなど続々登場してくるが、よっぽど3Dの効果を出せる映画でなければヒットは難しいような気もする。

映画が終わってもまだあの世界に居たくて、本当にあんな世界があったら・・・なんて現実逃避してしまいそうだ。